昨日訪れた浅間山(せんげんやま)登頂記のつづき・その2です・・・木漏れ日とそよ風の気持よい緩やかな山道を登ると、この山を一番有名にしている希少な植物「ムサシノキスゲ」の解説板がございました。・°・。ちょうど今の時期は、そのムサシノキスゲの開花に合わせた「キスゲフェスティバル」が開催されていて、公園を維持管理されているスタッフの方々が、特設のレクチャーセンターを開いておりました。公園で観られる動植物の紹介パネルを観覧して、山の地図や資料をいただきました。・°・。ちょうどギンランとササバギンランが近くに咲いていることを、案内ガイドの方が教えて下さり、その違いも説明していただきました。上段真ん中の写真がギンランで、右端がササバギンランです。草丈も違いますが、ササバギンランは和名の通り笹の葉に似た、細長い葉をしているのも特徴だそうです。・°・。*
菌類の種類も豊富なようで、厚く積もった落ち葉の間からかわいらしキノコが一本顔を出しておりました。・°・。山道には初めて実物を目にする、クロハナムグリさんがおりましたが、残念ながら亡き骸でした。。(*_*) 浅間山には三つのピークがあって、それぞれ前山、中山、そして浅間神社のある最高峰の堂山がございます。それぞれの山頂を巡りながら自然観察を楽しみました。・°・。山道を歩いていると、奥深い山に居るような錯覚に陥る程緑の多い環境でした。・°・。*
中腹で見かけたシロアリの巣になってる朽木の上には、キシャヤスデさんの姿があったり、穴の中からは小さなゾウムシさんも這い出て来ました。・°・。*
今回成虫の姿をしばしば見かけたクヌギカメムシさんですが、おそらくそのお子さんと思われる幼虫カメムシの姿もよく観られました。・°・。山道沿いの側溝の中にも落ち葉が積もっていて、尾状突起は確認できませんでしたがスズメガの幼虫かな?と思われる黄緑色の大きなイモムシが、小さなアリに取り巻かれておりました。。側溝の壁面には触れたらヤバそうな毛虫の姿もございました。・°・。(*゜0゜) その3へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 小低山 されど豊かな 生態系。・°・。その2 』〉
*しばらく更新が出来ず、掲載の遅れていた日付分の記事に付きましても、徐々にアップさせていただいておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです…(*'-'*)
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