先週末に訪れた樹木の種類が豊富な公園で、ユリノキの大木の枝先に、花のように開いた実が目立っておりました。晩秋には松ぼっくりのように閉じておりましたが、冬になって次第に開いていくようです。花びらのように見える一枚一枚が、楕円形の翼のある種子となっていて、回転しながら落下して遠くまで運ばれるそうです。・°・。池のそばの梅の樹には、マスタード色の地衣類が陽の光を受けてよく目に付きました。後で調べてみたところ、おそらくロウソクゴケではないかと思われました。名前の由来は、昔ヨーロッパでロウソクを黄色く染める染料として用いられたことからだそうです。低地で普通に見られる種類で、大気汚染にも強いとのことでした。・°・。先日まだ固く閉じていたサンシュユのつぼみですが、少し膨らみを増して、黄色の面積が拡がっておりました。・°・。* 2017/02/26(日) アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 梅の樹を 黄色く染める マスタード・・・(^^)?』〉