朝から気持ちのよい秋晴れに恵まれて、立川駅のすぐ近くにある昭和記念公園に初めて訪れました。・°・。あけぼの口の近くのススキの生え際には、ナンバンギセルが小さな群落で咲いておりました。図鑑などではよく見かける寄生植物ですが、実物を間近で見たのは初めてで、その美しさに感動したしました。・°・。* ヒマラヤスギは白っぽい色をした大きな松ぼっくりを実らせておりました。杉と名が付いているけれど、松の仲間だそうです。熟すと種がバラバラに落下してしまうので、地面に落ちた松ぼっくりを拾う機会はないそうです。・°・。園路に垂れ下がった枝には、変わった色形をしたゴンズイの実が目に付きました。実の形から狐の茶袋とも呼ばれるそうです。・°・。*
今が見頃のコスモス畑はテーマごとに3つのエリアに分かれていて、最初に訪れたのはイエロー系品種の畑でした。パステル調の淡い黄色のイエローガーデンやイエローキャンパス、白から黄色へと気温が下がるに連れて色付くという、サンセットイエローなどが咲いておりました。・°・。*
ピンク系の花が咲いている畑では、丘の斜面に段々に植えられた濃淡様々な品種のコスモスたちが、傾きかけた西陽を受けてきれいでした。・°・。花粉まみれのミツバチたちが忙しく飛び回っておりましたが、金色の産毛を密に生やした見慣れないハチがいて、もしかしたらコマルハナバチさんかなぁと思いました。・°・。花芯をすっかり食べ尽くして、立派に成長した白っぽい大きなイモムシもおりました。・°・。(つづく) アトリエ☆イボヤギ 木村大介