先日7/24(日)の自然観察散策記のつづき・その9です・・・この日は大きく育ってきたカマキリさんの幼虫の姿をよく見かけました。茶色系と緑色系のどちらのタイプもだいたい半々くらいで観たような気がしました。・°・。林床の倒木には、様々な色合いのサルノコシカケ科の仲間もよく見かけました。・°・。◎
オオヒラタシデムシさんは普段見かけてもすぐに姿を隠してしまいますが、この日は珍しくじっと止まってくれたので、ブレずに写すことが出来ました。革靴のような重厚な質感がステキです。・°・。雑木林を抜けて、都営団地の花壇の前を通りました。様々な植物が植えられているせいか、生き物の種類数も多いようで、植え込みの隙間にニホントカゲの仔を見つけました。尾っぽの青いメタリックが陽射しに照らされて、美しさを一層引き立てておりました。・°・。さらにその先を歩いて行くと。。まだ生まれて間もないのかな?と思われる、とっても小さな赤ちゃんトカゲが何匹も現れました・・・(*゜0゜)! 身体はとても小さいのに、その尻尾はより濃くクッキリしていて、息を呑むほど美しい青のグラデーションを魅せ付けてくれました。・°・。(☆_☆) 赤ちゃんたちは数えられただけでも5~6匹はおりましたが、みんな無事に育って欲しいなと願いました。・°・。(*'-'*)
花壇の脇のコンクリートの歩道上に、小さな黒い甲虫が歩いておりましたので、かがんでよく観ると・・・エンマコガネの仲間でした。後で調べてカドマルエンマコガネさんだと知りました。もっとよく観察したかったのですが、不意に羽を開いてフライアウェイされてしまいました。・°・。草の葉の上に外形がホタルガに似た感じの青黒い蛾を見かけました。調べてみるとやはりホタルガと同じマダラガ科の仲間で、触覚が細いのでメスのようでした。ところでこの蛾の幼虫ですが・・・竹や笹の葉が食草で、長い毒毛に触れると激しく痛み、その後も強い痒みが7~10日間程続くそうです。。出会ったのが成虫でよかったです・・・(^_^;) 団地を抜けて住宅街を歩いていると、家々の間の更地になった空き地に、緑のクッションのようなこんもりとした植物が生えておりました。遠目にはてっきりオキザリスの群落かな?と思いながら近くに行くと。。なんとそれは、アサガオの双葉がいっせいに開いたばかりの光景でした。・°・。どうしてこんなに密集して芽生えたのか謎でしたが、誰かが蒔いたのか、あるいは前年の種がこぼれたのか?ちょっと不思議な感じがいたしました。・°・。アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 まだ碧き ニホントカゲの 保育園。・°・。<:<}<<{>>>~~』〉
※しばらく更新の遅れておりました日付分の記事も、順次アップしておりますので合わせてご覧いただければ幸です・・・こちらの記事の下には、7/31(日)分の記事も掲載しております(⌒▽⌒)/