昨日訪れた都立野川公園訪問記のつづき・その2です・・・野川の緑に覆われた土手に、褐色がかった奇妙な姿の植物がちらほらと目に付きました。。解説板でそれが初めて観るヤセウツボという外来植物の花だと知りました。後で詳しく調べたところ、地中海原産の寄生植物で牧草とともに侵入したそうです。葉緑素を持たないため一見枯れているのかな?と思わせる色合いだったようです。寄生されたマメ科やキク科の植物は生長を抑制される為、外来生物法の要注意外来生物に指定されているそうですが、その花には奇妙さの中にも美しさを感じてしまいました。・°・。アカバナユウゲショウの花もたくさん咲いておりましたが、一部に白い花の群落もありました。紅白入り混じって咲いている様はまたステキでした♪ 木陰の下草の葉の上に、ハチかアブのものと思われる羽が、まるで標本のようにきれいに張り付いておりました。・°・。*
野川沿いには大きな樹木も生えている広い林が続いていて、その中の大木のひとつには、張り出した枝の先に緑色の実が育ち始めておりました。葉がホオノキに似ていたので後で調べたのですが、ホオノキとは実の形は全く異なっておりましたので、何の樹なのかはまだ不明のままです→※後日、トチノキの若い実だと判明いたしました(^-^ゞ。・°・。川沿いに多く見かけたヤマグワには、たくさんの実が成っていて、赤味を増し始めているものや既に赤黒く熟しているものもありました。・°・。やや薄暗い草陰では、ヤブヘビイチゴも真っ赤な実を付けておりました。・°・。*
樹の枝葉にも多くの虫を見掛けました。枝の上を歩いていたのはきれいな黄緑色のワカバグモさん、葉裏にはジョウカイボンの仲間でしょうか? ナナホシテントウみたいなカラーリングの美しい、ナミテントウさんの姿も見つけました。・°・。*
田んぼの畦などで見かけるサギゴケの花も久しぶりに目にしました。小さなハチが飛んで来て、花の奥にある蜜を求めて潜り込む姿も観察できました。花の中にお尻の先だけ残してすっぽりと収まってしまう程、奥の方まで入り込める姿に感心いたしました。・°・。その3へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 せせらぎと 緑あふれる 初・野川。・°・。その2 』〉
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