先日訪れた都立野川公園訪問記のつづき・その3です・・・アマチャヅルの葉の上には、今年初めて目にするトホシテントウさんがおりました。ナナホシテントウと比べると背中が盛り上がっていて、細かい毛が生えているので艶消しな感じがします。大きなドット柄もかわいくて好きです♪ 土手にセイヨウタンポポよりもだいぶ色味の薄い、レモンイエローのタンポポが咲いておりました。友人が花の裏を確認すると、カントウタンポポとセイヨウタンポポの見分け方のポイントである、外総苞片が反り返っていないとのことでしたが、カントウタンポポにしてはやはり色が薄い気がいたしました。他にもたくさんの種類のタンポポがあるようですが、今回は同定を見送りました。。(^_^;) センダンの樹もたくさんの花を咲かせておりました。白い花弁に中心が紫色のきれいな花でした。・°・。*
土手の草むらには虫達の姿もたくさん観られました。・°・。アカツメクサの葉の上にはまだ幼虫でしょうか?キリギリスの仲間と思われる黒っぽい虫もおりました。・°・。とても小さなシソ科のような薄ピンクの花を咲かせていたのは、トウバナという湿地などに生える野草でした。・°・。土手の中腹に湧水が勢い良く湧き出している場所がございました。たいへん豊富な水量で、手を浸すと冷たさが心地よく感じられました。・°・。*
今日はオオヒラタシデムシさんの姿も見掛けましたが、写真は残念ながら亡き骸でございました。また、写真には撮れませんでしたが、黒くて長い三葉虫のような姿の幼虫もおりました。・°・。公園を南北に分断している東八道路に架かる陸橋を渡って、公園の南側に入りました。橋のたもとに植えられているカルミアの花が咲き始めておりました。・°・。蕾の形も幾何学的で美しく、おいしそうなお菓子のようにも見えます。この度、カルミアがツツジの仲間だと初めて知りました。・°・。大きな東屋の下のテーブル・ベンチで、友人と素材を持ち寄ったサンドイッチ・ランチをいただきました。自家製の赤パン(トマトジュースパン)にサニーレタス、ミニトマト、ミニハンバーグ、鶏ハム、ゴーダーチーズ、キャベツの千切りなどを挟んで、様々な組み合わせを楽しみました(o^-^o) 写真左側のカップに入った赤いモノは、友人お手製のスイカとココナッツミルクの寒天デザートです♪ 初夏のような日にピッタリのおいしさでした(^-'*) 飲み物は魔法瓶に入れて来た氷入りの冷たい麦茶と烏龍茶です。・°・。◎
お腹も気持ちも満たされた後は、明るい林の間を散策いたしました。樹種も豊富で様々な花や実が成っていて興味が尽きません。・°・。この間まるでホップみたいだなと感じたアカシデの実(果穂)ですが、今回も似ている実を見つけました。アカシデよりも実が大きくて種子を抱いた果苞の数も多かったので調べてみると、こちらはクマシデの樹の実だと判りました。足元にはヘビイチゴの花に混ざって、少し形の異なる黄色い花を見つけました。種名を検索してみましたが、今のところ何の花なのか不明です→後日、友人から「コナスビ」ではないかとご指摘をいただきました!分類上はサクラソウ科オカトラノオ属というのもなんだか意外でした・・
。・°・。その4へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 せせらぎと 緑あふれる 初・野川。・°・。その3 』〉
アトリエ☆イボヤギ公式Twitter:https://twitter.com/atelieriboyagi1
_____________________________________