久慈の旅最終日の今日は地元の方にクルマで案内していただきました。・°・。初めに訪れたのは小袖海岸にある海女センターです。朝からあいにくの雨模様でしたが、屋上の展望台からは明るい海底の色を透かして見える美しい海の色と、奇岩の連なる荒々しい景観を眺めることが出来ました。・°・。古くから琥珀の産地として有名な久慈琥珀博物館も訪ねました。当地では、昆虫を始めとした様々な小さな生き物たちが閉じ込められた「虫入り琥珀」も多く出土し ているそうで、実物をたくさん目にすることが出来ました。最近では国内初となるカマキリの入った琥珀も見つかったとのことで、特徴的な鎌の部分を備え付け られたルーペで確認することが出来ました。また、生物学的な視点だけではなく、人々との関わりなど多角的な観点からも展示されていて、中でも琥珀を用いた アート作品が魅力的でした。右端の写真は物語の中の蜂をモチーフにした作品ですが、透明度の高い美しい琥珀色を活かした、羽の色合いなどがステキな逸品でした。・°・。◎
左端の写真は大正時代ま で実際に採掘が行われていた、琥珀坑道の天井に作られていたドーム状のクモの巣です。同じ巣をいくつか見かけましたが、坑道内の湿度のせいか、細かい水滴 が星屑のように見えてとても印象的な美しさでした。・°・。再び久慈市内に戻ってきて、もう一度「もぐらんぴあ・まちなか水族館」に立ち寄りました。数あるクラゲ水槽の中でも初めて見るウラシマクラゲが特に気に入りました。まるで透明な地球儀のような姿と、まん丸い球の下の方に付いている脚がたいへん愛らしく感じました。・°・。◯
北の海の人気者・オオカミウオさんは、昨日よりも水槽の前面まで泳いで来てくれて、いかつい割にどこかひょうきんな趣きのある表情をアップで楽しませてくれました。・°・。お土産に戴いた「オオグソクムシせんべい」は、パッケージのインパクトとは裏腹に、甲殻類特有の香ばしい匂いと、サクッとした食感がおいしいお煎餅でした(o^-^o)♪ 帰りの新幹線で食べる夕飯向けのお惣菜を買い求めに、道の駅に併設されたスーパーにまた訪れました。鮮魚コーナーでは捕れたての海カジカが並べられていて、背びれの棘をピンと垂直に立てて鮮度をアピールしているように見えました。・°・。三日間の遠出で大変リフレッシュできたので、また明日からの創作活動に一層励むことが出来そうです。・°・。◎ アトリエ☆イボヤギ 木村大介
*先日更新の出来なかった11/25(水)の記事もアップさせていただきましたので、あわせてご覧いただければ幸いです…(o^-')b
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