昨夜からの雨が上がって間もない頃、友人といつもの自然観察マイフィールドで、新緑の瑞々しさを堪能いたしました。・°・。冬から早春までは明るかった高台の雑木林も、今ではすっかり葉が茂っておりますが、まだ新緑のため明るいグリーンに染まっておりました。・°・。高台を降りた先にある公園の小さな池で、この間見つけたオタマジャクシたちの成長を楽しみに覗き込みました。ところがアズマヒキガエルのオタマジャクシだと思っていた仔達が、ヒキガエルの仔らしい黒さが薄まって、茶色くて二回りか三回り程大きなサイズになっておりました・・・(+_+)?! ヒキガエルの仔が全滅して別の種が産卵して入れ替わったのか、あるいはもともと他の種類のカエルの仔(アカガエルやアマガエル?)だったのか今のところ不明のままです。。(*_*)
謎を解こうと池の周りを観察しながら歩いておりますと。。脚を伸ばしたその先に不穏な気配を感じて目を凝らしました・・苔むした岩の上に居たのは、腹部の大変長い大きなオオスズメバチ?でした(*゜0゜) もしかしたらオオスズメバチの女王かなと思うくらいのサイズでしたが、なぜだか動きがとても鈍かったので、くわらばくわらばと唱えながら、、後続の友人に危険を目配せしつつ引き返しました。・°・。しっとりと濡れた草の葉の上には、蜂から見たら美味しそうなイモムシさんもおりました→*後日調べ直してみて、ミノウスバさんのお子さんではないかな?と思い至りました・・緑が濃くなるに連れ獲物も増えて、益々活動的になった森の息吹を実感いたしました。・°・。*
雑木林に挟まれた小さな公園を抜けて再び丘陵の森に入ると、薄暗い林床でたくさんのキンランの花が咲いておりました。・°・。暗さの中で鮮やかな黄色い花や蕾はとても目立ちました。かつては普通に見られたキンランも、今では自生地の減少と共に数も少なくなり、環境省のレッドリストにも記載されているので、まだ身近に見られるこの森の存続を切に願いました。・°・。笹薮の外れにはカンアオイの仲間の群落も見られますが、その株際に地味で目立ちにくいものの、形の良い渋好みの花がたくさん咲いておりました。・°・。その2へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 新緑の 瑞々しき 森歩き。・°・。その1 』〉
*しばらく更新が出来ず、掲載の遅れていた日付分の記事に付きましても、徐々にアップさせていただいておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです…(*'-'*)
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