4/24(日)の新緑の雑木林散策記・その2です・・・雨上がりのしっとりとした緑の森を歩いていると、とても心が落ち着きます。・°・。低木の小枝の先にオトシブミの造った木の葉のゆりかごが三つも付いておりました。成虫が見当たらなかったので、どの種類のオトシブミなのか判りませんでしたが、揺籃(ようらん)を切り落とさずに枝先に残すタイプのようです。・°・。*
少し明るい林床の斜面では、シャガの花々がたくさんの水滴をまとって、美しく艶やかに咲いておりました。・°・。まだ濡れている葉の上では小さな花アブさんが羽を閉じて、じっと待機?する姿も見かけました。・°・。雑木林を抜け出た先にある梅林の隅には、既に花を終えた水仙やチューリップと交代するように、ジャーマンアイリスの花も咲き出しておりました。アヤメ科の花は水滴がとても良くお似合いだなぁと、あらためて感じました。・°・。*
椎茸の原木程の太さの朽木から、鮮やかな海綿のようなオレンジ色をしたキノコの仲間が生えておりました。その上を小さなアリが歩いていたので、もしかしたらアリさんにとっては結構なご馳走なのかな?と思ひました。・°・。陽射しが僅かに射し出して、乾き始めた落ち葉の上には、キンバエさんが青緑色の光を放っておりました。・°・。シダの葉の上では、ナミテントウさんも活動を始めておりました。・°・。その3へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介