汗ばむような好天に恵まれた本日、小金井市にある「江戸東京たてもの園」へ参りました。初めて訪ねる場所でしたが、広大な緑に囲まれた小金井公園の中にあって、とても落ち着いた雰囲気の素敵な環境だなと感じました。・°・。武蔵小金井駅から結構な距離がございましたが、バスは使わず徒歩による散策を楽しみながら向かいました。途中の玉川上水沿いの道も気持ちがよく、ゼフィランサスによく似たオオアマナの花もきれいに咲いておりました。最初はゼフィランサスかな?と思ったのですが、花茎が枝分かれしていて花芯の造りも異なっていたので、後で調べて別種だと知りました。・°・。公園の入口付近に見慣れない樹の花が咲いておりましたが、そばでバードウォッチングをしていた年配のご夫婦が「なんじゃもんじゃの樹ですよ」と教えて下さいました。モクセイの仲間で、正式和名はヒトツバタゴと言うそうです。・°・。白くてもじゃもじゃした咲き方の面白い姿形の花でした。・°・。*
江戸東京たてもの園は歴史的建造物を日本各地から移築した庭園で、建物内部も当時の面影を偲ばせる再現と保存がなされておりました。江戸時代中期の古い農家の囲炉裏では、建物の防虫対策も兼ねて定期的に火を起こしていて、今日はちょうどそのタイミングでした。部屋の中は茨城にある母方の田舎を想い出す、とても懐かしい匂いに満ちておりました。・°・。※このタイミングで、カメラアクシデントが発生してしまいました・・・充電済みだと思い込んでいた予備の専用バッテリーが、どうやら充電し忘れていたようで・・・囲炉裏の写真から先は友人Yのスマホからの画像をご提供いただきました(*_*)
その隣には江戸時代後期の農家もあって、その時代ごとの生活様式や構造の違いも感じることが出来ました。民家のたたずむ周辺の草むらで、数匹のニホントカゲが日向を満喫するように這い出てきました。ここなら餌の小動物も豊富で隠れる場所にも事欠かなさそうです。・°・。お昼はテーブル付きのベンチで友人と持ち寄った素材で、サンドイッチ・ランチをこさえました。新緑からの木漏れ日が差す静かな園内で、野鳥の鳴き声を聴きながら大変おいしくいただきました。・°・。(o^-^o)