山梨県の倉岳山登頂記・その2をお届けいたします・・・貯水池の手前の土手沿いにウメノキゴケの仲間と思われる地衣類が、まるでリーフレタスのようにもっさりと繁茂している樹々がございました。・°・。山道に入ってすぐのところで「熊出没注意」の標識を目にしました。。わたくしが事前に読んでいた山のガイドには、クマのことはひと言も・・・(*゜0゜) とにかく注意しながら歩こうと気に留めました。・°・。(-_-;) 山のホームページなどを見ると夏場は登山者も少ない山のようで、静かな山道を歩いていると確かにクマでも出て来そうな雰囲気を感じました。。(^_^;)
まもなく右手に広い水面が見えて来ました。農業用水の為に造られたという小篠貯水池でしたが、澄んだ青緑色の水が涼しげでした。・°・。木陰の道端に色とりどりのテンナンショウ属の実が成っておりました。・°・。道中にはこの山が大切な水源地となっていることを示す立て札もございました。・°・。*
しばらく歩くと早速清流が現れました( ´ ▽ ` )ノ 鉄骨を数本渡しただけの簡単な橋を渡って、石伝いに清流まで下りてみました。キラキラと木漏れ日を反射した水面に手を差し入れると・・・冷たい水が心地よく感じました(⌒‐⌒)
山のガイドにも掲載されていたサワガニをぜひ見つけたいと思い、水中に目を凝らして見ると・・・そっと持ち上げた石の下に、小さなカニさんが潜んでいるのを確認しました(°▽°)! できるだけ刺激しないように手の平ですくい上げると。。最初は素早く水に戻ろうとしましたが、間もなく落ち着いてくれて、日向のもとで写真を撮らせていただきました Y(i-i)Y 赤茶色の綺麗な体色の個体でした。。そして、サワガニさんは再び清流へと戻ってゆかれました。・°・。*
しばしカニと戯れて暑さを忘れ、わたくしも再び登山路へと戻って歩みを進めました。清流の近くだけでなく、森全体が緑の苔に覆われた道がしばらく続いておりました。・°・。そんな湿り気の多い林床を、たくさんのザトウムシさんの仲間が歩きまわっておりました。意外に敏捷な動きと日陰で薄暗いため、なかなかまともに写ってくれませんでしたが、木漏れ日の当たる場所で流し撮りを試みたところ。。ブレながらも、なんとかアカサビザトウムシさんだと分かる程度に撮れておりました(*^_^*) その3へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
※しばらく更新の遅れておりました日付分の記事も、順次アップしておりますので合わせてご覧いただければ幸です・・・こちらの記事の下には、8/13(土)分の記事も掲載しております(^-^ゞ