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アトリエ☆イボヤギ

造形作家アトリエ☆イボヤギの木村大介が、質素で素朴な生活と創作の日々を綴るブログサイトです♪

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『せせらぎとみどりあふれるはつのがわ。・°・。その2』 2016/05/15(日)

 
昨日訪れた都立野川公園訪問記のつづき・その2です・・・野川の緑に覆われた土手に、褐色がかった奇妙な姿の植物がちらほらと目に付きました。。解説板でそれが初めて観るヤセウツボという外来植物の花だと知りました。後で詳しく調べたところ、地中海原産の寄生植物で牧草とともに侵入したそうです。葉緑素を持たないため一見枯れているのかな?と思わせる色合いだったようです。寄生されたマメ科やキク科の植物は生長を抑制される為、外来生物法の要注意外来生物に指定されているそうですが、その花には奇妙さの中にも美しさを感じてしまいました。・°・。アカバナユウゲショウの花もたくさん咲いておりましたが、一部に白い花の群落もありました。紅白入り混じって咲いている様はまたステキでした♪  木陰の下草の葉の上に、ハチかアブのものと思われる羽が、まるで標本のようにきれいに張り付いておりました。・°・。*

野川沿いには大きな樹木も生えている広い林が続いていて、その中の大木のひとつには、張り出した枝の先に緑色の実が育ち始めておりました。葉がホオノキに似ていたので後で調べたのですが、ホオノキとは実の形は全く異なっておりましたので、何の樹なのかはまだ不明のままです→※後日、トチノキの若い実だと判明いたしました(^-^ゞ。・°・。川沿いに多く見かけたヤマグワには、たくさんの実が成っていて、赤味を増し始めているものや既に赤黒く熟しているものもありました。・°・。やや薄暗い草陰では、ヤブヘビイチゴも真っ赤な実を付けておりました。・°・。*
 
樹の枝葉にも多くの虫を見掛けました。枝の上を歩いていたのはきれいな黄緑色のワカバグモさん、葉裏にはジョウカイボンの仲間でしょうか? ナナホシテントウみたいなカラーリングの美しい、ナミテントウさんの姿も見つけました。・°・。*

田んぼの畦などで見かけるサギゴケの花も久しぶりに目にしました。小さなハチが飛んで来て、花の奥にある蜜を求めて潜り込む姿も観察できました。花の中にお尻の先だけ残してすっぽりと収まってしまう程、奥の方まで入り込める姿に感心いたしました。・°・。その3へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 せせらぎと 緑あふれる 初・野川。・°・。その2 』〉
アトリエ☆イボヤギ公式Twitter:https://twitter.com/atelieriboyagi1
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『せせらぎとみどりあふれるはつのがわ。・°・。その1』 2016/05/14(土)


初夏のような陽気に恵まれた本日は調布、小金井、三鷹の三市にまたがる都立・野川公園へ参りました。今回初めて訪れる公園でしたが、小川の流れるせせらぎの音と河川敷の緑あふれる大変素敵な環境でした。・°・。東小金井駅で降りて、市街地の道端の草花を楽しみながら野川を目指しました。最初の写真だけわたくしの地元で撮ったイモカタバミですが、年々その株の大きさと花数を増しております。・°・。ハコベに似た白くて小さな花を咲かせている草は、調べてもまだ名前が判りません・・特徴を比べてみるとどうもハコベの仲間ではないようですが、かすみ草を思わせる地味ですが素敵な咲き方でした(*後日友人からノミノツヅリではないか?とのご指摘を受けました)。・°・。次の写真もまだ名前の分からない草花です。帰化植物か園芸種のようですが、花のサイズは芝桜よりもひと回り小さいくらいの花でした(*こちらも後日友人より、ヒメフウロではないか?とのご指摘をいただきました)。・°・。*

道中の西武多摩川線に架かる「いちご橋」という陸橋がございました。橋の名前の由来は不明のようですが、イチゴを模した石碑がかわいらしかったです(^^) 橋の上から眺める単線の線路脇にはたくさんの草が生えていて、きっと虫や小動物にとっては貴重な緑の回廊のようでステキでした。・°・。橋のタイル床の上に友人が小さなムカデを見つけました。どうやらアオズムカデの子供のようでした。誰かに軽く踏まれてしまったようでしたが、しばらくするとするすると動き出したので、少しホッといたしました。・°・。*

橋の欄干を超えて伸びていた樹の枝先には、まるで樹の実としか思えない程形の整った虫えい(様々な虫が植物組織内に寄生することで出来る虫こぶのこと)が観られました。・°・。休憩した木陰の近くで、アオオサムシさんの亡き骸を見掛けました。久しぶりに今度は生きている姿を観たいなと思いました。・°・。多摩川線の高架とクロスする道に差し掛かると、いよいよ野川が見えて参りました。・°・。*

野川は大きな川ではございませんが、目の前の河川敷に拡がる一面の緑が、植物や鳥や虫達など様々な生き物との出会いに、大きな期待を持たせてくれました。・°・。その2へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 せせらぎと 緑あふれる 初・野川。・°・。その1 』〉
アトリエ☆イボヤギ公式Twitter:https://twitter.com/atelieriboyagi1
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『くろべりーあめにうたれてすくすくと。・°・。*』 2016/05/13(金)


昨夜はとても澄んだきれいな夜空が拡がりました。・°・。月の輪郭もくっきりとしていて、写真には撮れませんでしたが、5/31の再接近を間近に控えた火星も、さそり座の赤星・アンタレスのそばで共に赤々と輝いておりました。・°・。先日、西荻窪のニヒル牛でマイ・BOXのディスプレイを改善いたしました。ブローチを収めた箱の前面に、レリーフ作品を直に貼り付けて、中の作品がどんなものなのかを解りやすくさせていただきました(^-^ゞ。・°・。今週はじめの雨の日に、アパートの裏庭へ生ゴミを埋めに行くと、ブラックベリーの花がいつの間にか咲いておりました・・・雨に打たれても健気に咲いているその姿に、今年の豊作を祈りました。・°・。(*_*)

裏庭に続くドクダミの繁茂した通路に、見慣れない大型の白い蝶が倒れておりました。。よく見ると、どうやらアカボシゴマダラさんのメスのようでした。最近外来種として注目されている要注意の蝶ですが、羽を傷めて弱っている姿にシンパシーを感じてしまい。。雨の当たらない軒下に移動させて、吸蜜するかもしれないと思い、辺りにたくさん咲いているアカバナユウゲショウの花をそばに置いておきました。・°・。青味がかった白い羽と、鮮やかな黄色い口吻がとてもきれいでした。・°・。*

今日は昨夜よりも膨らんできたお月さまが、澄み渡った青い空に浮かんでおりました。・°・。◯
〈本日のタイトル解説:『 黒ベリー 雨に打たれて すくすくと。・°・。* 』〉
*しばらく更新が間に合わず、掲載の遅れていた日付分の記事に付きましても、昨日までに全てアップさせていただきましたので、あわせてご覧いただければ幸いです…(*'-'*)
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『しょうていざんされどゆたかなせいたいけい。・°・。その5』 2016/05/12(木)

 
先日の5/8(日)に訪れた浅間山(せんげんやま)登頂記のつづき・その5です・・・多磨霊園の緑豊かな森を抜けて、再び浅間山に戻りました。・°・。幼虫は桜の葉などを食べるという、ヨスジノコメキリガのイモムシが尾根伝いに這っておりました。・°・。濃い焦茶色のベルベッドのような質感の胴体に、サングラスをしているようなお顔をしておりました。・°・。山道を下りながら頭上を見上げると、ホオノキの大きな葉が拡がっておりました。・°・。*

三峰あるうちのひとつ、中山の北西斜面にあるムサシノキスゲ群生地では、園内でもっとも多くの花を観ることが出来ました。・°・。観覧通路の木道を歩いていると、桜の枝にそっくりなシャクトリ虫さんがおりました。よっぽど擬態に自信をお持ちのようで、すぐそばまで寄っても身体をピンと張ってがんばっておりました・・・ボディの縞模様やお尻の方にある赤い突起も、桜の枝の特徴を見事に模していて、いたく感心いたしました。・°・。山の麓まで降りて歩道に入る手前の草むらで、きれいなハエトリグモさんと出会いました。ネコハエトリさんかな?と思われましたが、お尻の色が明るいブラウンでした。あとで図鑑でチェックして、ネコハエトリさんレディだと判明いたしました。・°・。*●◎◎●*
 
はじめは草の穂の上に居たのですが、そっと茎を手繰り寄せると好奇心旺盛な様子で、わたくしの指に乗り移って参りました。・°・。手の甲あたりで立ち止まり真正面にこちらを見つめる目は、まるで猫か犬並みの知性を感じてしまいました。・°・。(*'-'*) 腕の上を歩きながら房毛の生えている、よく動く触肢でちょんちょんと触れられると、くすぐったくて変に癒やされてしまいました。・°・。(*^_^*)

反対の手に持っていた地図に載せ替えると、「小金井街道」の上で左右を見回して、どちらに進もうか思案しているようにも見えました。・°・。再び草むらにリリースして、自然を満喫させていただいた浅間山を後にしました。・°・。アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 小低山 されど豊かな 生態系。・°・。その5 』〉
*しばらく更新が出来ず、掲載の遅れていた日付分の記事に付きましても、徐々にアップさせていただいておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです…(*'-'*)
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。・°・。アトリエ☆イボヤギからのお知らせ。・°・。

第6回 西荻物産展に参加します!

  ☆アトリエ☆イボヤギからはピンク象のブローチを出品いたします。

2016年6月4日(土)〜12日(日)

12:00-19:00 (茶散歩の4&5のみ 11:00-)
 

*gallery cadocco/ギャラリーカドッコ*

東京都杉並区西荻北3−8−9
JR中央線/総武線 西荻窪駅下車 北口徒歩5分

tel/fax 03-6913-7626
http://cadocco.jimdo.com/

☆以下、会場のgallery cadoccoさんからのご案内です↓

今年は西荻案内所とタッグを組んで恒例の西荻物産展を開催!

この街ならではのユニークなプロダクトのご紹介のほか、今日の西荻にであえる西荻案内コーナーが出現。

チャサンポーの2日間は、西荻好きがガイドする案内ツアーもここから出発。

街をギュギュッと凝縮した空間をお楽しみください。

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プロフィール

HN:
アトリエ☆イボヤギ 木村大介
性別:
男性
職業:
造形作家
趣味:
旅 街歩き 音楽鑑賞 
自己紹介:
アトリエ☆イボヤギは造形作家・木村大介が主宰する“いきものデザイン”を コンセプトとする創作工房です。

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