山梨県の倉岳山登頂記・その6をお届けいたします・・・月尾根沢沿いの谷間の道を下り続けて、小さな橋を渡りました。橋の両脇には美しいタマアジサイが少し薄暗い中で、花火のように咲いておりました。・°・。山道を下り切ると車道へ出ました。緩やかな下り坂を梁川駅に向かって歩きました。道端にはキンミズヒキの花やヌスビトハギの実が成っておりました。・°・。*
葉の一部が白くなった樹を見つけて、マタタビだと判りました。初夏にはほのかな良い香りのする梅に似た花が咲くそうですが、わたくしはまだ見たことがございません。・°・。駅の近くの歩道の上で、美しい模様をしたマイマイの殻が落ちておりました。何マイマイなのか調べてみたものの、残念ながらよく判りませんでした・・・。・°・。梁川駅も無人駅でしたが、こちらにはちゃんとトイレがあってホッとしました(*´-`) ホームには涼しい風が吹いていて、登って来た山々を望みながら帰りの列車を待ちました。・°・。*
下りの中央本線の青と浅葱色のラインの入った列車が出ると、間もなく東京行きの上り列車が入線して参りました。・°・。冷房の効いた車内で今日の山行をゆっくりと振り返りました。・°・。最寄りの駅からスーパーマーケットに立ち寄り、今年初の大好物のソルダムを買って帰りました。シャワーで汗を流した後、真っ赤な果肉にかぷりつきました(o^-^o) 甘みとクエン酸効果で本日の疲労感も軽減されました。・°・。倉岳山登頂記(完) アトリエ☆イボヤギ 木村大介
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山梨県の倉岳山登頂記・その5をお届けいたします・・・倉岳山への登頂を果たして、下山途中にもたくさんのステキな自然に出会いました。・°・。陽光に照らされたアオカナブンのものと思われる、金緑色に輝く鞘羽の一部を拾いました。・°・。ホオノキの大木が多く生えているエリアでは、ちょうど目の位置に穴の空いた大きな枯れ葉を見つけました(°▽°)! まるで手持ち花火か、弾けたパーティー・クラッカーのようなコウヤボウキの花も咲いておりました。・°・。*
竜野峠からしばらく下ると、月尾根沢に沿って道が続きました。・°・。ひっそりとした静かな谷間にはシダや苔が多く生えておりました。・°・。冷たい清流にしばらく足を浸して、足首の疲れを癒やしましたが・・・5分と浸けていられない程の冷たさでした。。(≧▽≦) 谷のそこかしこで一面を緑の苔に覆われた岩や倒木をたくさん見掛けました。・°・。*
トチノキの大木の生えている場所では、急な斜面にも見上げるような立派な樹がそびえ立っていて、その姿には神々しささえ感じました・・・(*_*) 山道にも栃の実がいくつも落ちておりましたので、そのひとつを拾い上げてみました。パカっと割れた果皮の中身は美味しそうでしたが、アク抜きと加工の下処理の大変さを思うと・・・持ち帰るのは差し控えました。。(・・;)
出発地点でも見かけたテンナンショウ属の実ですが、今度は全体が赤々とよく熟したのを見つけました。その鮮やかさは、谷間の仄暗い緑の世界ではかなり目立っておりました。・°・。倒木に沿って真っ白いサルノコシカケ科のキノコが生えておりました。写真を撮っていると、とてもスレンダーなアリが一匹現れて、白いキノコの上を探検し始めました。・°・。*
足を浸した地点では細い流れだった沢の水も、下るに連れて水量も増えて参りました。・°・。沢沿いの道を歩いていると、足元から何か細長いモノが飛び跳ねました(*゜0゜)! 驚いて後ずさりすると、するすると茶色いものが沢の方へ這って行きました。。しばし止まってくれたので、よく観ると頭の後ろの模様などからも、どうやらヒバカリのようでした。。あちらも突然の出会いに驚いたようで、山道を横切る直前に、慌てて方向転換を図ったのだと判りました・・・(*´-`) 苔むした大きな倒木に、幅約1メートルに渡って小さなキノコがびっしりと生えておりました。傘の直径は1センチ程度と、とてもかわいらしい姿でしたが、後で調べてヒナノヒガサという種類だと知りました。漢字で書くと「「雛の日傘」」とのことで、まさに言い得て妙だなと納得いたしました(⌒‐⌒)。・°・。その6へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
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山梨県の倉岳山登頂記・その4をお届けいたします・・・高畑山から稜線伝いに歩くこと約30分程で、本日二番目のピークである天神山の山頂へ到達いたしました(^-^ゞ 標高876mの狭い山頂には形の良いアカマツの樹も生えておりました。・°・。吹き抜ける涼しい風を受けながら、持参したお稲荷さんで遅めのお昼ご飯にいたしました(o^-^o)
お腹を満たし休養を摂って元気になった身体で、再び本日のメインのピーク・倉岳山を目指して歩みを進めました。・°・。途中の山道で柄も傘もオレンジ色をしたハナガサイグチを見掛けました。誰かが踏み倒したのでしょうか?道端に折れて倒れた状態で散らばっておりました。・°・。高畑山に向かう道中でも拾ったカケスの羽を、ここでも拾いました。今度のは別の部位の羽でしたが、小さな羽根の青と黒の細かいグラデーションがとても美しい羽でした。・°・。(*'-'*) 葛の花も時折目にしましたが、間近で観察すると赤紫系の微妙な色の違いが、とてもきれいだなと改めて感じました。・°・。(*'-'*)
少し薄暗い斜面に生えている樹の幹では、粘菌(変形菌)の仲間のムラサキホコリの子実体も、いくつか見掛けました。・°・。そして山頂が近づくに連れて、タマゴタケの姿もよく目にするようになりました。少し古くなったキノコの傘の裏側を見上げると、たくさんのキノコ食の虫の姿も観られました。・°・。*
緑の多い山道ではタマゴタケの鮮やかさがより際立って見えて、なんだか童話の絵本の中を歩いているような楽しい錯覚に陥りました。・°・。そんな目を楽しませてくれる環境の中を歩いて行くと、急な坂道を登り切った先にとうとう山頂が現れました・・・ヽ(´▽`)/ 今回はあいにく雲がかかっていたので富士山の眺望は叶いませんでしたが、ここまで登って来た充足感を満喫できました(≧▽≦)/ 今回登り始めた麓の標高が虹吹橋の地点で220mなので、倉岳山の標高990mまでは標高差で770mになります。 あのスカイツリーのてっぺんよりも高いところまで人力で這い上がって来たかと思うと、より達成感がこみ上げて参りました・・・(`_´ )ゞ
山頂にあった立て札ではありませんが、向かう道中でちょっと不思議で?おかしな虫のイラスト入りの案内板を見掛けました(^^) しばらく山頂で身体を休めてリラックスした後、下山に向けて動き始めました。・°・。半日陰の斜面で丈も花のサイズもとても小さなヤマホタルブクロを見掛けました。・°・。岩の間に挟まれたハナガサイグチに、センチコガネさんが群がっておりました。最初はオオセンチコガネさんかな?と思ったのですが、後で特徴を調べてみて、どうやらセンチコガネさんの方だと落ち着きました。・°・。その5へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
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山梨県の倉岳山登頂記・その3をお届けいたします・・・今回の山行ではメインの倉岳山の隣りにある天神山と高畑山にも登りました。まずは高畑山へ向かう道に入って、思っていたよりも急な上り坂を、滝のような汗を流しつつ日頃の鍛錬を活かして突き進みました。・°・。道標の近くにはナデシコの仲間のフジクロセンノウの朱色の花が、一面緑の中でとても目立って咲いておりました。・°・。風化して白っぽくなった、巻き数の多いマイマイの殻も見掛けました。・°・。◎
山道の斜面には真っ白いドクツルタケを結構見掛けました。その猛毒と白い容姿から死の天使とも呼ばれるそうですが、確かにそのような雰囲気を感じました(*゜0゜) 広葉樹の多い山道でしたが、アカマツやヒノキなどの生えた少し薄暗い針葉樹地帯を歩いていると、カケスの羽を拾いました。スポットライト的に差す木漏れ日の下で眺めると、水色から藍色のグラデーションがとても美しく見えました(*'-'*)
林床の小木の葉には、絵描き虫の仕業と思われる白い線画が見られました。おそらくハモグリバエのような虫の幼虫に、葉の中に潜り込まれて食されたものと思われますが、とてもアートフルでした。・°・。今回の山行ではキノコの姿をたくさん見かけました。拳ほどもある大きなキノコもありました(わたくしの手が大きめの為、キノコがあまり大きく見えないかもしれませんが・・・) 誰かに踏まれて潰れておりましたが、スカシダワラを拾いました。これはヤママユガ科のクスサンという蛾の蛹が収まっていた繭(まゆ)ですが、繭の形態を示した別名の通り、スカスカの網目のような造形がとても面白くて、以前に「むし展」でこれをモチーフにしたランプシェードをこさえたことがございました。・°・。(☆_☆)
しばらく薄暗い山道を登って行くと前方が明るくなって参りました。。そして、いよいよ最初のピークである高畑山の山頂へとたどり着きました(°▽°)! 足元には秋っぽいキク科の花が咲いていて、ヨメナの仲間かな?と思いましたが、詳しくは判りませんでした。・°・。高畑山の標高は千メートルに少し及ばない982mですが、山頂を吹き抜ける風は汗ばんだ身体にとても心地よく、たいへん涼しく感じられました。・°・。(⌒‐⌒)
朽木の周りでキノコか地衣類か?はたまた粘菌の仲間かな・・?と正体のよく解らない黄色い苔のようなモノを見掛けました。・°・。次のピークの天神山を目指して稜線伝いに歩いていると、前方にキマワリさんが歩いておりました。おどろかさないようにそおっと、キマワリさんを先回りして、陽光に黒光りする姿を撮らせていただきました。・°・。その4へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
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山梨県の倉岳山登頂記・その2をお届けいたします・・・貯水池の手前の土手沿いにウメノキゴケの仲間と思われる地衣類が、まるでリーフレタスのようにもっさりと繁茂している樹々がございました。・°・。山道に入ってすぐのところで「熊出没注意」の標識を目にしました。。わたくしが事前に読んでいた山のガイドには、クマのことはひと言も・・・(*゜0゜) とにかく注意しながら歩こうと気に留めました。・°・。(-_-;) 山のホームページなどを見ると夏場は登山者も少ない山のようで、静かな山道を歩いていると確かにクマでも出て来そうな雰囲気を感じました。。(^_^;)
まもなく右手に広い水面が見えて来ました。農業用水の為に造られたという小篠貯水池でしたが、澄んだ青緑色の水が涼しげでした。・°・。木陰の道端に色とりどりのテンナンショウ属の実が成っておりました。・°・。道中にはこの山が大切な水源地となっていることを示す立て札もございました。・°・。*
しばらく歩くと早速清流が現れました( ´ ▽ ` )ノ 鉄骨を数本渡しただけの簡単な橋を渡って、石伝いに清流まで下りてみました。キラキラと木漏れ日を反射した水面に手を差し入れると・・・冷たい水が心地よく感じました(⌒‐⌒)
山のガイドにも掲載されていたサワガニをぜひ見つけたいと思い、水中に目を凝らして見ると・・・そっと持ち上げた石の下に、小さなカニさんが潜んでいるのを確認しました(°▽°)! できるだけ刺激しないように手の平ですくい上げると。。最初は素早く水に戻ろうとしましたが、間もなく落ち着いてくれて、日向のもとで写真を撮らせていただきました Y(i-i)Y 赤茶色の綺麗な体色の個体でした。。そして、サワガニさんは再び清流へと戻ってゆかれました。・°・。*
しばしカニと戯れて暑さを忘れ、わたくしも再び登山路へと戻って歩みを進めました。清流の近くだけでなく、森全体が緑の苔に覆われた道がしばらく続いておりました。・°・。そんな湿り気の多い林床を、たくさんのザトウムシさんの仲間が歩きまわっておりました。意外に敏捷な動きと日陰で薄暗いため、なかなかまともに写ってくれませんでしたが、木漏れ日の当たる場所で流し撮りを試みたところ。。ブレながらも、なんとかアカサビザトウムシさんだと分かる程度に撮れておりました(*^_^*) その3へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
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