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アトリエ☆イボヤギ

造形作家アトリエ☆イボヤギの木村大介が、質素で素朴な生活と創作の日々を綴るブログサイトです♪

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『しょかびよりばったらんどはむしざかり。・°・。◯』 2016/05/25(水)


先日、5/22(日)に訪れた武蔵国分寺公園にある「ばったらんど」とその周辺のフィールド散策リポートです。・°・。しばらく初夏のようなお天気が続いておりましたが、この日も強い日差しと高い気温になりました。・°・。大きなケヤキの分岐した付け根に、降り積もった落ち葉で形成された腐葉土を苗床にして、幼木が育っておりました。・°・。この公園の一角にある「ばったランド」は、草地を好むバッタなどの虫達が棲めるように、あえて野草などをなるべく自然の状態で残してある、いわば虫達のサンクチュアリです。・°・。ススキの葉の上にはマルカメムシさんが歩いておりましたが、しばらく進むと・・・くるりとこちらにキュートなお尻を向けました(^^)

草陰には茶系で地味ながら美しい模様の蛾が、強い日差しを避けるようにじっと待機しておりました。・°・。多くの虫達に大人気の食草「クズ」はまだ伸び始めで目立ちませんが、コフキゾウムシさんの姿もちらほら出始めているようでした。ススキの葉の上にいたのを観察していると、不意にこちらに顔を向けて、あまり見慣れない正面顔を撮らせてくれました・・つぶらな黒い瞳に何かメッセージを感じてしまいました。・°・。(・・;)

カメムシの姿もいくつか見掛けました。最初の写真の種名は判りませんでしたが、真ん中の写真はホシハラビロヘリカメムシさんではないかな?と思われました。草の茎にゾウムシの仲間が交尾しておりました。種名検索のために、もう少し全体像の判る写真をと近寄ると・・・危険を察したのか、途端に二匹とも地面にコロリと落ちて、ランナウェイされてしまいました。。(*_*)

園内ではヤマボウシの花が満開で、その花はたいへんな人気でした。特にコアオハナムグリさんたちにとってはたまらないレストランのようで、樹の上の方までたくさんの個体が訪れておりました。・°・。池を囲うフェンスにいたのは、アダンソンハエトリさんの雄でしょうか?人差し指を差し出しても逃げる気配もなく、興味深そうに見つめておりました(^^) 隣りにいた友人が、中型のイトトンボの仲間を見つけました。ヤゴが育ったと思われる目の前の池には、浅瀬で休んでいるナマズの姿も見掛けましたので、きっとそれを支えるだけの生態系があるのだなと感じました。・°・。*

お昼は こもれび広場の木陰にレジャーシートを拡げて、クラッカーの上にいろいろトッピングして、白ワインをいただきました。ポテトサラダや焼きベーコン、スライスしたピクルスやキュウリ、チーズなどを載せておつまみにしました。・°・。(o^-^o)  公衆トイレの手洗い場に、一匹のキアシナガバチがおりました・・・洗面台に残る水滴を舐めているようでしたが、刺されないように外の水道を利用いたしました(・・;)  野鳥の森エリアでは緑が濃くなっていて、涼しさを感じました。鳥の姿はあまり観られませんでしたが、シジュウカラの声が森中に響いておりました。・°・。*

野鳥の森を抜けて、お鷹の道・真姿の池湧水群に入りました。しばらくまとまった雨が降っておりませんが、湧水は枯れること無く豊かに流れていて、武蔵台大地の保水力を感じました。・°・。国分寺史跡公園を通り抜けて武蔵野線の線路をくぐると、小さな池のある公園に出るのですが、そこでアズマヒキガエルのオタマジャクシたちがいよいよ子蛙に成長しておりました。人の気配を警戒しておりましたが、静かに近づいて観察を続けていると・・・水面に顔を出してゆっくりと上陸しました。。接写で撮って画面を確認すると、小さくても既にガマさんの風格を感じさせるお顔をしておりました(⌒‐⌒) 大きさの比較のため手を差し出すと、日陰に隠れようと思ったのか?ぴょこぴょこと歩み寄って指の下に潜り込みました・・・(*'-'*) 隣接する雑木林はさらに緑が濃くなって、まるで深い森に居るような雰囲気でした。・°・。* アトリエ☆イボヤギ 木村大介

〈本日のタイトル解説:『 初夏日和 ばったランドは 虫盛り。・°・。◯ 』〉
アトリエ☆イボヤギ公式Twitter:https://twitter.com/atelieriboyagi1
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『かわこえてくじらのおやまへはつとうちょう。・°・。その4』 2016/05/24(火)

 
*5/21(土)に訪れた武蔵野公園訪問記のつづき・その4です・・・野川の畔にはたくさんの種類の野草の花が観られました。写真はシソ科の野草ですが、帰化植物なのか・・・?今のところまだお名前が判りませんが、ヤマハッカに少し雰囲気の似た姿でした。・°・。友人が作っていたシロツメクサの花かんむりに、ナナホシテントウをのせてみました♪ とても長い花茎の花がたくさんあるので、素材には困りません。・°・。川原に生えている小低木に、傾きかけた西陽を受けて縹色(はなだ色)に輝くシジミチョウの仲間がおりました。見慣れないくらい大きな個体でしたが、調べてみたらルリシジミさんでした。・°・。*

ルリシジミさんの留まっている同じ樹の葉のいくつかに、まるで赤い木の実のような、美味しそうに見える虫こぶを見掛けました。・°・。シロツメクサの花ではヒメアカタテハさんも吸蜜しておりました。・°・。草薮の中では、ムシヒキアブの仲間が交尾しておりましたが、上になっている個体は(オス・メスは判りませんが)、お腹にコメツキムシのような虫を抱えておりました・・・花より団子といったところでしょうか。・°・。(^^)

川原にはチガヤの白い穂も目立っていて、熟した種が綿毛で風にのって次々と旅立っておりました。・°・。* 樹々に覆われた木陰のテーブル・ベンチ下のアスファルトは、部分的に苔に覆われておりました。その上に黒白まだら模様の細長い蛾がおりました。調べてみたら、クロマダラシロヒメハマキさんかな?と思われました。・°・。武蔵野公園を後にして国分寺崖線沿いに歩いていると、トチノキによく似た樹に美しい赤ピンク色の花が咲いておりました。後で調べて北米原産のアカバナトチノキと、ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキの交雑種のベニバナトチノキと知りました。・°・。*

ジブリ映画のワンシーンのモデルとなった小径を歩きました。風情のある少し薄暗い小径で、脇には小川が流れておりました。初夏のような日にはとても涼しくて気持ちのよい道でした。・°・。*

大きな樹が小径にのしかかるように傾いておりましたが、振り返ると陽射しを受けて輝くクモの巣が見えました。・°・。武蔵小金井駅に戻る道中、小金井小次郎のお墓のある墓地の囲い塀に、富士山の形の飾り窓が開いておりました。青空に浮かぶ雲を透かして写真に納めると、まるで本物の富士山のような趣になりました。・°・。たくさん歩いて汗もいっぱいかいたので、夕飯に食べた千切りキュウリたっぷりの、冷やし中華がたいへんおいしく感じられました。・°・。(o^-^o) アトリエ☆イボヤギ 木村大介

〈本日のタイトル解説:『 川越えて 鯨の御山へ 初登頂。・°・。その4 』〉
アトリエ☆イボヤギ公式Twitter:https://twitter.com/atelieriboyagi1
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『かわこえてくじらのおやまへはつとうちょう。・°・。その3』 2016/05/23(月)


*5/21(土)に訪れた武蔵野公園訪問記のつづき・その3です・・・背の高い草に覆われた野川の岸辺で、アオサギさんが魚を狙っておりました。。寄り目勝ちになってじっと待つこと数分・・・素早く首を伸ばして獲物を捕らえました(°▽°)! 近づいてくる人の気配を感じると、そそくさと足早に川の中を歩き去りました。・°・。*

クローバーの葉の上に、オオヒラタシデムシさんの幼虫がおりました。地面を歩いているものと思い込んでおりましたが、たまにはこんな草の上にも登って来るのかな?と意外に思いました。・°・。白地に薄っすらと波紋のある美しい蛾が、葉の上にピタッと張り付いておりました。・°・。色あせてボロボロになった広告の切れ端だと思っていたものが、実はツマグロヒョウモンさんのメスだと判って驚きました・・・既に亡くなっていると思いきや、まだ懸命に生きていることに感銘を受けました。・°・。(*´-`)

ハルジョオンの花の上には、この公園周辺でよく見かけるヒメウラナミジャノメさんが、吸蜜に夢中でした。先日は観られなかった細かい波型紋のある裏面もよく見させていただけました。・°・。土手にはオオニワゼキショウの花が強い陽射しをいっぱいに受けて、たくさん咲いておりました。・°・。*

広大な公園の中には緩やかな起伏があって、木立の縁に沿って田舎の細道みたいなノスタルジックな光景もございます。・°・。多摩川線橋脚のコンクリートの上には、ツタマンネングサと思われる星形の花も咲いておりました。・°・。野川公園側から野川の川辺りを上流に歩いて、再び武蔵野公園側へと戻りました。河川敷にある広い原っぱは一面緑に覆われていて、とても開放的な気持ちにさせてくれます。・°・。ヽ(´▽`)/ その4へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 川越えて 鯨の御山へ 初登頂。・°・。その3 』〉
アトリエ☆イボヤギ公式Twitter:https://twitter.com/atelieriboyagi1
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『かわこえてくじらのおやまへはつとうちょう。・°・。その2』 2016/05/22(日)

 
昨日訪れた武蔵野公園訪問記のつづきです・・・くじら山初登頂を果たして下山すると、麓の草むらで赤茶色の大きなガガンボさんと出会いました。・°・。武蔵野公園をいったん後にして、先週訪れたお隣の野川公園へ向かいました。川原の草原にはツマグロヒョウモンさんの雄の姿も目にしました。・°・。*

野川公園のバーベキュー広場の近くのテーブル・ベンチで、本日のサンドイッチ・ランチにいたしました。友人と持ち寄った素材を組み合わせて、今回も盛りだくさんの豪華なお昼ごはんとなりました(⌒‐⌒)♪ わたくしはホームベーカリーで焼いたトマトジュースパンに、今回は乾燥バジルを混ぜ込んだものと、半熟ゆで卵、サラダ菜&スライス・キュウリなどを、友人はゴーダチーズ入りひと口カツとエビフライ、ポテトサラダなどをこさえて来てくれました(o^-^o) そして飲み物は、魔法瓶に氷をたくさん入れた冷えひえの麦茶です。・°・。お腹を満たした後は、野川の川辺りを散策しながら再び武蔵野公園方面へと向かいました。・°・。*

川沿いにはオヘビイチゴの花も咲いていて、野イチゴなのに全然目立たず地味な色をした実もたくさん付けておりました。・°・。花の写真を撮っていると、友人が大きなカメムシがいると教えてくれました。よく見るとサシガメの仲間のようでしたが、後でオオトビサシガメさんというお名前だと知りました。図鑑サイトの解説文には、大型のサシガメで刺されるとかなり痛いと警告されておりました。・°・。(*゜0゜) 今回初めて実物を目にしたヒメコバンソウも実っておりました。コバンソウは拙宅周辺にもたくさん生えておりますが、それと比べるとかなり小さくて、かわいい実を付けておりました。・°・。*

アカツメクサの花にはバラルリツツハムシさんが隠れておりました。。風に揺れる花をたぐり寄せて、しばし観察していると・・・ゆっくりと這い出て来て、その青メタリックのピカピカのボディを見せてくれました。・°・。その3へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介

〈本日のタイトル解説:『 川越えて 鯨の御山へ 初登頂。・°・。その2 』〉
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『かわこえてくじらのおやまへはつとうちょう。・°・。その1』 2016/05/21(土)


初夏のようなお天気に恵まれた本日は、東京都の小金井市と府中市にまたがる武蔵野公園へと出掛けました。中央線の武蔵小金井駅で降りて徒歩で向かいました。・°・。道中の軒先で黄色地に黒い斑紋のナミテントウさん?を見掛けました。もしナミテントウだとしたら、このタイプの模様は初めて目にします。・°・。途中に寄った小金井神社の境内は大きな樹々に覆われて、舗装路と比べると格段に涼しくて快適でした。・°・。奉納されていた石像の牛さんが、とてもかわいい表情をなさっておいででした。・°・。(⌒‐⌒)
 
狛犬さまの周りにはかわいい仔犬たちが居て、珍しいデザインに癒やされました。・°・。境内に積まれていた線路の枕木の上には、ケヤキなどの実生がたくさん観られました。・°・。*

住宅街をしばらく歩くと野川に架かる中前橋へ出ました。河川の案内標識には「の川」と記されておりましたが、なぜ「の」だけ平仮名なのか・・その表記がなんとなくしっくり来ず・・・なんだか可笑しく思へました(^^) ここしばらく雨が少ないせいか?川の水量は飛び石伝いに渡れるそうなほど、とても少なく感じました。・°・。遊歩道沿いには純白のイモカタバミの花が群生しておりました。・°・。*

川沿いの遊歩道の先に武蔵野公園の入口があって、その近くに大きなヤマグワの樹がございました。地面にはたくさんの熟した実が落ちていて、路面は赤紫色に染まっておりました。・°・。今回初めて訪れた武蔵野公園は、広大な原っぱの広がるのびのびとした雰囲気でした。・°・。ヽ(´▽`)/

公園の地面にはたくさんの種類の野草が生えていて、ニワゼキショウの白い花もたっぷりの陽射しを受けて咲いておりました。・°・。管理者の方が最近草刈りをしたばかりのようで、乾いた牧草のような懐かしい田舎の匂いがいたしました。・°・。この公園のシンボルとも言える「くじら山」は標高53.3mですが、平地に現れるこんもりとした緑の丘は結構な迫力がございました。・°・。日頃の鍛錬の成果を発揮せんと登攀を試みましたが、努力の甲斐あって無事に山頂に辿り着くことが出来ました(^-^ゞ。・°・。その2へつづく・・・アトリエ☆イボヤギ 木村大介
〈本日のタイトル解説:『 川越えて 鯨の御山へ 初登頂。・°・。その1 』〉
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プロフィール

HN:
アトリエ☆イボヤギ 木村大介
性別:
男性
職業:
造形作家
趣味:
旅 街歩き 音楽鑑賞 
自己紹介:
アトリエ☆イボヤギは造形作家・木村大介が主宰する“いきものデザイン”を コンセプトとする創作工房です。

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